もりまるこの日記

香港在住。 働きながら2人の子供の子育てをしています。

著者のサイン本にはドラマがありますー『あなたの人生の鍵を握るのは誰? ブライアン・マーティン&ピーター・ローフェン著』


子供の学校のバザーで売れ残った本を無料で持って帰って良いというチャンスに恵まれました。

こういった事は海外在住者にとっては本はとても貴重です。


何冊か家に持って帰ってページをめくったところ、1冊は著者のサイン本でした。

本の元の持ち主と思われる名前も書かれてあったので、当時サイン会かセミナーで本を購入したと思われます。


著者の直筆サインがあると、とても得した気分になります。

というのも、その本を購入した時のドラマを思い浮かべることができるからです。

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手書きの言葉はどんな文章よりも響きます


I wish your success and happiness in all in your life.

You have the power to create anything you want.

Warmest best wishes.

Brian Martin

と書かれています。


あなたの人生における成功と幸せを祈ります。

あなたにはやりたいと思うことを創造することができるパワーがあります。

こんな意味ですよね。


まさにこの本の内容を凝縮するような言葉です。

あなたの人生の鍵を握るのはだれ?


包書膠で手帳を包んでみました

包書膠って何?


広東語で包書膠という商品があります。


包パウ・・・・包む 

 書シュー・・・本 

 膠ガウ・・・・プラスチック

です。


プラスチック製の本を包むもの、という意味です。  

教科書などの本が痛まないようにカバーするビニールのことで、文房具屋で普通に売られています。


どんな時に使うの?


香港のテキストやノートは、日本のものと比べて表紙の紙が薄く、すぐにボロボロになってしまうため、こういったカバーをつけることがあるそうです。

日本でも神経質なお母さんは子供の教科書などつけているみたいですね。


包み方は?


ちょうど手帳にカバーをかけたかったので、試してみました。

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これは一般的なもので、ロール状になっています。 最初から本の形になっているものもあります。


私のカバーのつけ方は、こんな感じです。

①本の大きさに切る

②本のサイドの部分を折り込んでテープで固定

③ 本のマチの部分をハサミで切りとる。後で折り曲げやすいように台形の形が良いです。

⑤上下の部分を折り曲げてテープで固定


仕上がりはこんな感じです。

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違和感はほとんどありません。

この手帳は柄が可愛いので、隠れないのも良かったです。


最後に


私は今までこういったものを使用したことが無かったのですが、日本だともっと機能性の高いものもあるようです。

日本に帰った時に、大きな文房具屋さんで探してみようと思います。




香港中央図書館に行ってきました


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香港中央図書館に行ってきました。

中央図書館は、香港島の銅鑼灣と天后の駅の間くらいの場所にあります。


地上11階建て


外から見てもすごく大きい11階建ての建物です。

地下1階にはシアターやアクティビティルームがあります。

1階はロビーで、2階が子供の書籍、3階が大人の書籍、4階と5階が新聞、6階がオーデオ関連でその上は書庫や特殊な書籍、そして事務所はなどがあります。

中は吹き抜けになっていてとても開放的です。

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自習スペース


上の方の階には自習スペースがあって、勉強する学生やパソコンで仕事をする人もいました。


日本語の書籍はあるの?


私が探した限りは、日本語の書籍を置いている様子はありませんでした。


ただ、各国の新聞が置いてあるコーナーに日本経済新聞を始めとした日系の新聞が、あとCDのコーナーに幾つか日本のミュージシャンのもの(山口百恵とか(笑)) がありました。


最後に


2〜8人入るディスカッションルームなどもあって当日予約のみですが2時間まで使用可能です。


ただ、図書館は飲食がダメなので、本を読みながらお茶を飲みたい!ということがあったら、1階ロビーの裏にあるDelifranceが良いかもしれません。


店内では本を積んで自習している人もいて、読書会にも使えそうです。


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「やりたくなくない」ことが「やりたいこと」につながる- 『非常識な成功法則 神田昌典著』


「やりたいことが見つからない」


そう思っている人は多いと思います。


この書籍の中に、そんな人にオススメの方法がありました。

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  それは ”まずやりたくないことを明確化する” ということです。

 

”まずやりたくないことを明確化する”

 

書籍の中では、「やりたくない仕事」「やりたい仕事」としていましたが、もっと広く「やりたくないことや言われて嫌だったこと」も入れてみました。

 

”嫉妬や怒りは非常に強いエネルギー”


例えば、人に言われて腹が立ったことや、傷ついたことがあったとします。

そういったことってすご〜く昔のことでもけっこう覚えているものです。

 

そういったことをひたすら感情のままにノートの左側に書き連ねてみました。

すると驚くことに、嫌だったことには一定のパターンがありました。

 

詳細は省きますが、 

「自分自身のコンプレックス」 

「それによって他人からこうネガティブに思われているだろうという考え」 

が主だったということです。

 

そのあとやりたいことを書き出す


その後、ノートの空いた右側に、「やりたくないこと」の反対のことを書いてみました。

 

いわゆる「やりたくなくない」ことです。 すると、なんとなくですがやりたいことのイメージが見えてきたのです。

 

”「やりたくないこと」と「やりたいこと」に決着をつける”

 

やりたいことがハッキリしているのは素晴らしいこと。

 

でもそれがそれがわからない人でも、やりたくないことは色々あるはず。

 

そしてそのやりたくないことを否定していけば、やりたいことの方向性が見えてくるのではないでしょうか。

 

最後に


こう考えてみると、ネガティブな感情って大事かもしれません。

 

美しい感情ではありません。


でもそれを否定せずに大事にすることが、自分を向上させる助けになるのではないかと思います。


 

非常識な成功法則【新装版】

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子供の誕生日会を開いて学んだこと

娘がお友達を呼んで誕生日パーティーを開きたいと言い出しました。

 

香港の子供の誕生日会は結構すごいです。

 

お金の余裕のある家は部屋を貸し切ってマジシャン呼んだり、bouncy castle ( 空気を入れて子供がトランポリンみたいに遊べるお城) レンタルしたりしています。

 

そこまでしない場合でも、マクドナルドを貸し切ったパーティーを開いたりしています。

 

娘に聞いたところ、仲の良い数人の女の子しか誘わないと言うので、自宅で開くことにしました。 この規模ならなんとかなります。

 

苦手なことは自分でしないで人にお願いする

 

私はものぐさな人間で、企画を自分でするのも苦手。色々悩んだ挙句、結局なるべく自分でやらない事に決めました。

 

①ゲームに使うピニャータは手先の器用なアマさんに作ってもらいました。なかなかの出来で、売り物みたいです。ピニャータを叩く棒は、ほうきの柄の部分に髪を巻いたものを使用しました。

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②飾り付けは旦那様がしてくれました。この旗は600円くらいで売っているそうです。

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調理はしない

実は今回パーティーのために私がした作業は、フルーツをカットしたのと、ワカモレのためにアボカドを切ってつぶしたことだけです。

 

ケーキは友人のケーキ屋さんにお願いしました。 また、お寿司は知り合いのお寿司屋さんにお願いして作ってもらいました。そして温かいものとしてピザとスナックを近所のレストランで注文しました。

 

手作りの得意な方は、色々作った方が良いと思いますが、苦手なのに無理にするのはエネルギーの無駄かなと思います。

 

学んだこと

終わったあと娘に聞いたら、ものすごく楽しかったそうです。企画云々より、友達が家に遊びに来たということだけでいいんですよね、子供は。

 

終わってみて思ったのが、何かを企画はすることは、回数を重ねると慣れもあり上手になるので、苦手でも何度もやってみたほうが良いということです。

 

一度開催したら、次回はこういう風にしたらもっと良くなるかなと気づきがあったからです。

 

例えば自分でイベントなどを企画した場合なども、こうやって何回もしていれば出来てくるのかも。まずはやってみる事が大事だなと痛感しました。

 

なりたい自分になるための片付け - 『今すぐ50個手放しなさい ゲイル・ブランキ著』

イースターの連休最終日に大掛かりな家の片付けをしました。

 

その前にも数ヶ月前から少しずつゴミは出していたのですが、家に家族もいてなかなか進まなかったのです。

 

今週末に来客が決まったことで家族の協力を得られた為、ようやく半日の「片付け」作業の時間を確保することが出来ました。

 


なりたい自分になるために大量の物を処分

 

片付け作業の当日の朝、その時はまだやる気が半分くらいくらいでした。

 

その時になんと無く読んだ今すぐ50個手放しなさい! (王様文庫)という本。

 

この本を読んで、「私が求めていた言葉はこれだ!」と気づきました。

 

そう、”なりたい自分になるために物を手放す”ということです。

 

 

捨てるときは、人生を「どう変えたいか」考える

 

なりたい自分といえば洋服。

 

私は、将来自分がこうありたいという姿になった時、着ていたいと思う服を取っておいてそれ以外は処分しようと決めました。

 

そうしたところ気付いたのです。

 

私の着ている服の多くが単に「過去〜現在の自分が着ている服」であり、なりたい自分には全くもって相応しくなかったのです。

 

さすがに全部捨てると服が無くなってしまうので少しは残しましたが(笑)、かなりの服を処分できました。

 

今シーズンのはじめに買ったばかりの安っぽいジャンパーや、年末に日本からわざわざ持ち帰った昔のコートも躊躇せずに処分です。

 

自分の洋服だけで5袋分の不用品が出ました。

 

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その後洗面用品なども大量に処分しました。

今まで洗面所に無造作に置かれていた化粧品も収納棚に収まりスッキリしました。

 

 

「本当に捨てるべきガラクタ」とは、あなたの足を引っ張り、行動を縛る心のゴミ

 
自分はこういう人間だという思い込みとか、過去の失敗などをずるずる引きずってしまったりしますよね。
 
 そういったものを、「心のゴミ」というそうです。
人は知らず知らずに、こういった心のゴミに縛られているそうです。
 

 

物理的なゴミを取り除けば心が澄んできれいになり、心のゴミを取り除けば魂が澄んで美しくなる

 

大量のゴミを捨てて、本当にスッキリしました!

 

すると、「心のゴミ」が少なくなったせいか、今まで自分を縛っていたものからも少し開放された気がします。 

 

また、箱の中に何足か「ちゃんとした」革靴があるのを見つけました。今まで横着して安っぽい靴ばかり履いていたのを反省。次の日から早速革靴を履いて出勤しました。こういった変化があるのも、片付けの良いところです。 

 

これからも定期的に物を処分して、最終的には「澄んだ魂」を手に入れたいです!

 

 

最後に

 

自分の服や化粧道具などはこれでかなり処分できました。 ただ時間の関係で、すべてのものに手をつけられませんでした。

 

*書類 

*子供の過去のテキストやプリント類、及び描いた絵や工作など。

 

こういったものは、また別の判断基準が必要になるので、次の機会に整理したいと思います。

 

今すぐ50個手放しなさい! (王様文庫)

今すぐ50個手放しなさい! (王様文庫)

 

 

 

問題はあなたの遺伝子ではなく、あなたのいる環境です - 『遺伝子の不都合な真実 安藤寿康著』


この本を読みました。

 

遺伝子の不都合な真実―すべての能力は遺伝である (ちくま新書)

 

遺伝子の不都合な真実。

 

それは、「人間の能力や性格などあらゆる側面が遺伝子の影響である。」ということです。

 

でも、この本を読んで目からウロコだったのが、環境こそが遺伝子に対して制約を与えて自由を阻んでいるということです。

 

環境が遺伝子に対して制約を与え自由を阻んでいる


例えば、ある優れた芸術的才能のある女性がいたとします。

 

その人は、いつも様々なアイデアが思いつきます。でも、いったんそのアイデアが思いついたら、他の事を全て忘れて、そこに向かって突き進んでしまうところがあります。 

 

その人は何故か会社の、しかも秘書として働いています。

 

秘書というのは日々の役員のスケジュールをすべて管理し、様々な事に気を配らなくてはなりません。でも彼女はすぐに色々なアイデアが頭に浮かんでしまい、目の前のタスクを忘れてしまって役員のスケジュール管理ができません。 そのため会社ではすっかり無能扱いです。

 

問題はある遺伝的な行動特徴を「頭が悪い」とみなすこと


彼女は、果たして「頭が悪い」のでしょうか?

 

そうではありません、彼女は「秘書」としては有能では無いかもしれません。でも、他のクリエイティブな能力を発揮できる環境で働いた場合は、むしろその想像力を存分に発揮出来る可能性が十分にあるのです。

 

つまり、彼女の問題は、「自分の遺伝子に合わない秘書として働いていること」なのです。

 

不自由さの原因は、遺伝子にとって不都合な環境にある


このように、自分の遺伝子に合わない環境にいる事で、「自分は頭が悪い」と思っている人が世の中には沢山いるのでは無いでしょうか。

 

もし、自分が「この会社で自分は力を発揮できていない」と思っている場合は、思い切って自分により適した仕事に転職するか、出来ない場合でも何か別の分野で自分の能力を発揮できないか模索してみるのも良いと思います。

 

最後に


この本の中で、「遺伝子は遺伝とは違う」と書いてあります。 これは、私達は、「親の性質をそのまま引き継ぐのでは無い」ということです。  
 
私たちは両親の持つ遺伝子の偶然の組み合わせで生まれてきたのです。 これはとても大事なことです。
 
自分自身の持つ遺伝子とうまく付き合い、その遺伝子の持つ力を十分に発揮できるようになりたいものです。
 

 

遺伝子の不都合な真実―すべての能力は遺伝である (ちくま新書)

遺伝子の不都合な真実―すべての能力は遺伝である (ちくま新書)