子供が水疱瘡にかかってしまいました
2人の娘が相次いで水疱瘡になってしまいました。
元々我が家のアマさん(お手伝いさん)が帰省先のフィリピンから持って帰ってしまったのが発端です。
水疱瘡って何?
水痘帯状疱疹ウイルスというウイルスによって引き起こされる発疹性の病気です。
感染症法の第5類感染症に指定されていて、罹患した場合は学校をお休みしなくてはいけません。
水疱瘡は、英語では Chicken Pox と言います。チキンと言っても鳥とは関係ありません。
この名前には幾つか語源があるらしいのですが、発疹がchickpea(ヒヨコマメ)に似ているから、といった事や、鳥がつついた跡に似ているからといったものがあるそうです。
≪参照≫ Chickenpox - Wikipedia, the free encyclopedia
潜伏期間は?
感染から2週間位。
空気感染、飛沫感染、接触感染により広がります。
どんな症状になるの?
発疹が出てくる数日前から発熱などが出てきます。この段階では普通の風邪と変わらないためわかりません。
その後発疹が全身にあわられます。最初は赤い発疹のみ、その後水泡(みずぶくれ)、膿疱(うみ)が出てきます。
全ての水泡と膿疱が乾いてかさぶたになって完治となります。
どうしたら防げるの?
やはり予防接種を受けるのが一番と思われます。
・日本では?
日本では、今までは任意の接種でしたが、2014年より定期接種に入ることになり、公費(無料)で受けられるようになっています。
・香港では?
香港も日本と同じく、2014年より定期接種に入ることになりました。ただ我が家の娘たちは既に大きくなっていたので、受けていませんでした。
予防接種を受けるか受けないかに関しては、様々な意見があります。
私は、インフルエンザに関しては数年前より予防接種を止めました、ただ水疱瘡に関しては受けさせておくべきだったと後悔しています。
ただ、今回感染した中で、やはり一番症状がひどいのが大人であるアマさんです。
子供達は彼女に比べたら症状は穏やかです。
発疹を引っ掻いたりすると跡が残ってしまうので、女の子の親としては心配です。
早く治ってくれる事を祈っています。
≪参考≫
最後に
先日私の携帯電話に香港の衛生局の担当官より連絡がありました。
受診した病院から衛生局に報告があったとの事で、病気をどこでうつされたか、数週間以内に海外に渡航したかといったヒアリングがありました。 そして外出は控える事、特に妊婦と赤ちゃんには近寄らないことといった指示を受けました。
香港は小さな敷地に数多くの人が住んでいます。 また、世界各国から様々な人が行き交う為、様々な病気が流入するおそれがあります。
一度病気が広まると、それによるダメージが日本以上に深刻なので、このような事に関しては真剣に対応しているのだと感じました。