もりまるこの日記

香港在住。 働きながら2人の子供の子育てをしています。

感情に訴えかける神田さんの文章-『稼ぐ言葉の法則 神田昌典著』

 

またやってしまいました。

 

私は何故か、神田昌典さんの著書を読むのに重い腰をあげるぐらいの気力を要します。

 

でも実際に読み出したら面白くてあっという間に最後まで読んでしまい、あとで「なんであんなに読むのをためらっていたのだろうか」と思うのです。

 

そして今回も読むのを無駄にためらったまま今朝になりました。

 

でも読み始めたら面白くて朝の通勤の電車で一度読み、お昼休みにカフェにこもってもう1度読んでしまいました。

 

いいかげん学習しなさい、と自分に言いたいです。

 

理由を色々考えてみてわかりました。

神田さんの文章は感情に訴えかけるのがとても上手いのです。

 

今回の書籍「稼ぐ言葉の法則」にも、感情に訴えかけるエッセンスが幾つもありました。

 

稼ぐ言葉の法則――「新・PASONAの法則」と売れる公式41

 

 

文章は情報を伝えるのではない。“感情”を伝えるために書くのだ。


「読み終わった後にどんな感情を持ってもらいたいか」という観点で文章を書くと良いそうです。

 

最近伝え方が上手いなぁと思ったのが、ある通販の商品を買った後期間が経ってから来た企業の代表者からのメールです。一部引用します。

 

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〇〇(商品名)は気に入って頂けましたでしょうか?

あまりご連絡し過ぎるとご迷惑になるとスタッフから怒られてしまうので(笑)。 私からのご連絡は一旦こちらで最後にさせて頂きます。 なお、本当に〇〇をお使い頂き本当に本当にありがとうございます。 もう、感謝の気持ちしかありません。

△△様(私)と出会えたこと それ自体が奇跡だと思っています。(おおげさかも知れませんが本当に!)

もちろんこのままコミュニケーションをとり続けさせて頂ければ幸いですが・・・。 それが叶わなかったとしても、 〇〇を使っていただけた事本当に感謝しています。

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確かにフォーマルな文章では無いかもしれませんが、十分に私の感情に訴えかけます。

私もこんなメッセージを、作ってみたいです。

 

関心を持ってもらうには、何から伝えればいい?

この本のはじめの文章にまず衝撃を受けました。

 

"ぶっとばす。 立ち上がれないほどにぶっとばすから、 覚悟して欲しい。

 

いったい私は何をぶっとばそうとしているのか?

 

それはー 「売れない」だの、「稼げない」だの思っている、弱気なあなただ。"

 

きゃーっカッコいいー :.。. o(≧▽≦)o .。.: と、

この文章で心をつかまされ、そのまま最後まで読んでしまったのです。

 

「何から伝えるか」は大事ですね。

 

あなたの商品は、顧客のどんな痛みを解決できるのですか?


先程のはじめの文章の続きです。

 

“あなたの中に、何かものを売ることに、苦手意識があったり、 ちょっとでも抵抗があったりするなら、 それを払拭するのが、本書の目的だ。”

 

はい、私はこういった事がめちゃくちゃ苦手です。 そう、これが今の私の「痛み」です。 痛みがあるから、この本をちゃんと読んでみたいと思ったのです。

 

最後に

今まで、ものを売ってお金を儲けることに対して何処か罪悪感がありましたが、その物により相手の痛みが払拭されるなら、それはとても素晴らしい事です。

 

私もこれから色々試行錯誤して取り組んでいきたいと思います。