もりまるこの日記

香港在住。 働きながら2人の子供の子育てをしています。

亡くなった夫の誕生日に姑とした事とは? 『メンタルが強い人がやめた13の習慣 エミリー・モーリン著』


今日取り上げる本は、「悪い習慣を止める」のがテーマの本ですが、本編とは直接関係無い部分でとても良い話があったので紹介します。

 

メンタルが強い人がやめた13の習慣

メンタルが強い人がやめた13の習慣

  • 作者: エイミー・モーリン,長澤あかね
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2015/08/19
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
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著者であるエイミー・モーリンのご主人は急病で26歳の若さで亡くなってしまったそうです。

 

悲しみに打ちひしがれる著者が、姑に「彼が迎えるはずだった27歳の誕生日になにをしようか」と尋ねました。

 

すると彼女は、 

「スカイダイビングはどう?」 

ときっぱりと答えたそうです。


自分の最愛の息子に先立たれる事は、想像を超えるくらい辛い事だったでしょう。通常の事をしていたら、耐えられないだろうと姑は思ったに違いありません。

 

エミリー自身も「たしかにカッコいい飛行機からひらりと舞い降りるのは、愚痴大会よりよっぽといいアイデア。」「飛行機からダッと飛び降りながら、自分を哀れむことなどできない。」とすぐに思いました。

 

そして彼の誕生日に実際に皆でスカイダイビングを思うさま楽しんだそうです。

 

その後も家族は毎年彼の誕生日には、「人生と冒険を愛した彼を偲んでわくわくするような体験を」しているそうです。

 

著者はその後再婚していますが、なんと新しいご主人もその活動に加わっているのです!

 

素敵な話ですね。

 

亡くなった大事な人の誕生日を思いっきり祝う


身内をはじめとして大事な方が亡くなるのはとても辛い体験です。

その亡くなり方によっては、残された皆が苦しむケースもあると思います。

 

でもその方がこの世に生まれて、何らかの形で人生を全うするした事には変わりありません。

 

この本を読んで、

亡くなった大事な人の誕生日を思いっきり祝う事はその方が確かに生きていた事にフォーカスする助けになるのではないか

と感じました。



マインドマップ以来の衝撃ー付箋による思考整理

先週末日本に帰国して幾つか勉強会に参加しました。

リーディングファシリテーターの資格の講座とブログ作成に関する講座に参加した際、付箋で思いついた事を書く機会がありました。

実はこれは私にとって本当に衝撃でした。

というのも、自分の思考を簡単に整理する事が出来たからです。

以前初めてマインドマップを描いた時も感動しました。マインドマップはiPhone にも有料のアプリを入れて使っているくらいです。

今回の方法は、アナログながらあの時以来の衝撃を受けました。

せっかくの機会なので、この文章を書く際のドラフトに付箋を使用したらどうなるか試してみました。


1. テーマについて頭に思い付いた事をとにかく書きまくって白い紙に貼る。

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2.付箋を縦に並べる。

並べてみて一番言いたい事にはA、その次がB,あまり大事でない事はCと書く。


3.補足説明になるものはメインのタイトルの右に貼る。Cと書いたものは別の場所に貼る。

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4.この状態で文を書き始める。

こうするといつものように論点がぶれる事もなく簡単に文章を書く事が出来ます。


その他にも

付箋を使った思考整理は、その他にもTo do の分類とその優先順位付け、そして仕事の手順をリスト化する時にも使えます。


最後に

香港では付箋が日本より割高なので、安いものを使いました。すると思いの他剥がれやすかったです。多少は高くてもある程度の品質の商品の方が良いかもしれません。

いろんなサイズや大きさもあるので、使い勝手の良いものを探してみようと思います。




サルの着ぐるみとライオンダンス

先週は香港の正月休みでした。

木曜日と金曜日は出勤しましたが、続けて休暇を取る人も多く、実質は15日が仕事初めのような感じ。

オフィスビルの前でこんなイベントをやっていました。

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今年の干支であるサルの着ぐるみ?の人が一通り踊った後、、

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普通にかぶりものを脱いで(笑)スタッフと打ち合わせ

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ライオンダンス(獅子舞)が始まりました。
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進行のゆる〜い感じが香港らしかったです。   





香港のハイキングが楽しい3つの理由

「恭喜發財!」(ゴンヘイファッチョイ)

香港の正月の挨拶で、「お金持ちになりますように」という意味です。

 

今日は旧正月でいうお正月。

 

去年は花火を見に行ったりと香港っぽさを楽しんだのですが、今年は天気が良かった事もあり、家の近所の山にハイキングに行きました。

 
香港でハイキングというと意外に思われる方もいますが、とてもポピュラーです。
せっかくの機会なので、香港のハイキングが楽しい理由を簡単にまとめてみました。
 
(1)家のすぐ近くに山があるので、気楽に登ることが出来る。
 
香港は住居として住める平坦な土地が限られています。土地の多くが標高の低い山地なのです。そのため、住居のすぐ裏に山がある環境が当たり前なのです。
 
私の家からも30分くらい歩いただけで、このような自然の中に入ることができます。

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(2)老若男女楽しめる
 
香港はトレイルランニング用の本格的なコースもあり、レースも数多く開催されています。
一方、平日はご年配の方、週末には若者がもっと気軽な形でのハイキングを楽しんでいます。
 
(3)山と海が両方楽しめる
 
日本だと、1日に山と海両方で遊ぶといった事はあまり無いと思うのですが、香港では可能です。
 
ハイキングコースの終点がビーチという所がいくつもあるので、早朝からハイキングにいって、その後ビーチで遊ぶといった事が十分可能なのです。
 
香港は高層ビルしかないと思っている方、本当にもったいないですよ!
機会があったら、山登りを楽しんでみませんか?
 
 
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子供が水疱瘡にかかってしまいました

2人の娘が相次いで水疱瘡になってしまいました。

元々我が家のアマさん(お手伝いさん)が帰省先のフィリピンから持って帰ってしまったのが発端です。

 

水疱瘡って何?

水痘帯状疱疹ウイルスというウイルスによって引き起こされる発疹性の病気です。

感染症法の第5類感染症に指定されていて、罹患した場合は学校をお休みしなくてはいけません。

 

水疱瘡は、英語では Chicken Pox と言います。チキンと言っても鳥とは関係ありません。

この名前には幾つか語源があるらしいのですが、発疹がchickpea(ヒヨコマメ)に似ているから、といった事や、鳥がつついた跡に似ているからといったものがあるそうです。

≪参照≫ Chickenpox - Wikipedia, the free encyclopedia

  

潜伏期間は?


感染から2週間位。

空気感染、飛沫感染、接触感染により広がります。

 

どんな症状になるの?

 発疹が出てくる数日前から発熱などが出てきます。この段階では普通の風邪と変わらないためわかりません。

  その後発疹が全身にあわられます。最初は赤い発疹のみ、その後水泡(みずぶくれ)、膿疱(うみ)が出てきます。

全ての水泡と膿疱が乾いてかさぶたになって完治となります。

 

 

どうしたら防げるの?

 

やはり予防接種を受けるのが一番と思われます。 


・日本では?

日本では、今までは任意の接種でしたが、2014年より定期接種に入ることになり、公費(無料)で受けられるようになっています。

 

・香港では?

香港も日本と同じく、2014年より定期接種に入ることになりました。ただ我が家の娘たちは既に大きくなっていたので、受けていませんでした。

 


予防接種を受けるか受けないかに関しては、様々な意見があります。

私は、インフルエンザに関しては数年前より予防接種を止めました、ただ水疱瘡に関しては受けさせておくべきだったと後悔しています。

 

ただ、今回感染した中で、やはり一番症状がひどいのが大人であるアマさんです。

子供達は彼女に比べたら症状は穏やかです。

 

発疹を引っ掻いたりすると跡が残ってしまうので、女の子の親としては心配です。

早く治ってくれる事を祈っています。

 

≪参考≫

www.mhlw.go.jp

 

最後に

先日私の携帯電話に香港の衛生局の担当官より連絡がありました。

受診した病院から衛生局に報告があったとの事で、病気をどこでうつされたか、数週間以内に海外に渡航したかといったヒアリングがありました。 そして外出は控える事、特に妊婦と赤ちゃんには近寄らないことといった指示を受けました。


 香港は小さな敷地に数多くの人が住んでいます。 また、世界各国から様々な人が行き交う為、様々な病気が流入するおそれがあります。

 

一度病気が広まると、それによるダメージが日本以上に深刻なので、このような事に関しては真剣に対応しているのだと感じました。